トルコリラで有利にFX取引する方法

ドローダウンに気をつけて、レバレッジをコントロール

トルコリラのスワップ狙い手法を具体的に紹介したいと思います。
トルコリラに限らず、スワップ狙い運用の基本は、できる限り長くたくさんの通貨を持ち続けること。
そのために大事なのは、ドローダウン、ロスカットやマージンコールにひっかからないレベルを決めて、レバレッジをコントロールすることです。

具体的に説明します。トルコリラ円(TRY/JPY)でのスワップ運用を考えた場合、まずドローダウンの計算をする必要があります。
トルコリラは今は46円あたり。38円程度まで2012年に下げたので、
8円程度のドローダウンをとります。

1万通貨で運用した場合、トルコリラ円の今のレートを46円、ドローダウンが8円ですから、1万通貨の場合、最大8万円のマイナスが発生することになります。

GMOクリック証券だと、マージン率が4%、ロスカットは証拠金維持率が50%未満となった場合ということなので、46X1万X4%X50%=9200。
口座金額が9200円以下になるとロスカットされるという計算になります。
46円でトルコリラ円に1万通貨投資した場合、最大ドローダウンが8万円ですから、9200+80000=89200円
つまり89200円口座に入れておけば、ほぼ安心して、毎日のスワップ123円(2015/5/22調べ)を受け取ることができます。

年間に直すと、123円X365=44895円
年利に直すと44895÷92000=約48%!
結構な利回りとなります。

実際には、為替変動で損が発生した場合は利益が圧縮されますし、スワップ金利もこの数値がずっと続くとは限りません。もしものときを考えると、もう少し低いレバッレジにする方がより安全と言えます。
ただ、約48%のスワップ金利が得られるのであれば、トライする価値はありそうです。

→トルコリラをスワップ金利で比較