トルコリラの為替レートとチャート

トルコリラは、高金利通貨として有名ですね。2008/12/現在で15.00%、高金利を続けてきましたが、世界的な利下げの波に、トルコも利下げとなったようです。これからその傾向が強くなるのかどうかですが、それでも、依然として、高金利。スワップ狙いで購入する個人投資家が多いようですね。

トルコリラ取引をしたいという人は、まずはトルコリラの為替レートやチャートを知らなくてはいけませんね。手っ取り早くは、トルコリラを取り扱う外国為替証拠金取引会社で、口座を開設するのがよいのですが、それ以外にネットで見る方法を知りたいという人も多いですもんね。
トルコリラの為替レートとチャートは、日本では口座開設をする方法でしか見れなく、外国のホームページならいつでも見ることができます。わかりやすいのは、Googleの米国版ですね。
このサイトからトルコリラの為替を確認できます。
http://finance.google.com/finance?q=tryjpy
本格的にトルコリラ投資をはじめたいという方は、1000通貨から取引出きるヒロセ通商がオススメです。トルコリラ円だけでなく、トルコリラドル取引も可能。手数料も無料です。

トルコリラの為替の傾向とトルコリラドルに可能性

15.00%もの高金利通貨ということで、とりあえずスワップ金利狙いでいけば、十分利益がでる!そう思って、トルコリラ取引をしている人も多いかも知れません。
しかし、それも円安時に右肩上がりで相場がのびていくことが前提のこと。今年のように、景気が後退傾向、クロス円が総じて、右肩下がりだと、スワップ狙いは厳しいですね。

トルコリラ円の為替チャートを見れば分かるのですが、トルコリラは中期的な下落サイクルに入っている感じで、50円台まで下げてきました。
このような右方下がり傾向は、トルコのイラク侵攻などの地政学リスクもありますが、それ以上に、サブプライムローン、モノラインショックと続く、米景気後退感。そして株安へと続きますね。
円キャリートレードの代表的通貨のトルコリラだけに、株安→円高と進む局面では、売られる幅も大きくなります。もともと株高で得た余剰資金をスワップ狙いで長期運用するために始まったのが円キャリー。それが株安となれば、逆転。為替を売って、株も売らなければいけません。需給的にもトルコリラ円は下落傾向です。
ただ、トルコリラ円ではなく、トルコリラドル取引なら、見通しは明るいかもしれません。米国の景況悪化で、ドル安の流れは当分続きそうです。そして、米の政策金利は実質ゼロ金利となっています。ドル安が続くのであれば、円キャリーならぬドルキャリーで、スワップ狙いも考えることができるかもしれません。
高金利通貨とドルの通貨ペア、この組み合わせは、新しいFXのトレンドとなるかもしれませんね。