ノーロードのインデックス投信のメリット

投資信託で長期、安定的な資産形成を目指す場合にオススメなのがノーロードのインデックス投信の積み立てです。
投資信託本のベストセラーになった「投資信託にだまされるな!」という本にも紹介されていましたが、販売手数料が無料なノーロードで、同じく信託報酬が安いインデックス型の投信を積み立てることが長期的なリターンが高いというわけです。

ノーロードであること、販売手数料や信託報酬が安いつまりコストが低いということのメリットは分かりやすいかと思いますが、インデックス投信がなぜいいかということについては説明が必要かも知れません。
投資信託には、アクティブ型とインデックス型の2種類があります。アクティブ型は、その名の通り積極的に運用するもの。投資運用会社のファンドマネージャーが、投資先を選定して投資をして、運用益を得るものです。ファンドマネージャーの手腕によっては、高いリターンを得ることができますが、当然逆の場合もあります。また、運用会社が運用をおこうなうために、信託報酬が割高になりがちです。
対して、インデックス型は、インデックスつまり株価指数などに連動して運用するタイプの投資信託を差します。連動する株価に応じて、日本株インデックスとかTOPIXインデックスなどがあります。指数に連動して運用するため、株価とほぼ同じ運用状況となるので、景気や株式市場のトレンドに左右されますが、運用会社が入らないので、信託報酬が低いというメリットがあります。

アクティブ型とインデックス型の特徴を書きましたが、大事なことは、アクティブ型よりもインデックス型の方が、データ的にリターン率が高いということです。理論的な理由はいろいろありますが、過去1年程度でみると、インデックス型よりもリターンが高かったアクティブ型は、半数以上ですが、3年で見ると3分の1、5年でみると5分の1と長期的にリターンが高いアクティブ型は数すくなくなっています。
富裕層をターゲットとするプライベートバンキングや安定した運用が求められる年金基金などでは、長期的に安定した収益を目的とするために、インデックス投信を採用しているケースが多いようです。
こういったことから、ノーロード、コストが安いインデックス投信の積み立てがオススメとされるわけです。

おすすめのノーロードインデックス投信は?

ノーロードのインデックス投信のメリットを書きましたが、ノーロードの投資信託はいろいろあってどれにすればいいか悩むかもしれません。おすすめの投信会社があります。それは、セゾン投信です。
一つ書き忘れたことがあるのですが、それは積み立てです。一気に購入せずに積み立てをすることにもメリットはあります。それは、購入価格が平均化されることです。
積極的に株式投資などをして、差益を得る場合には、積立をすることにメリットはあまりありません。それは、短期的に利益を回収することが目的だからです。ただ、長期的なリターンを得ることが目的の場合は、これがメリットとなります。

ドルコスト平均法と言う方法が積み立てのメリットとなり、毎月積み立てることで、価格が平均化さることです。相場の上昇時には、先に買っておけば?と考える人もいるかもしれませんが、相場の下落時には、購入価格が平均的に安くなることは非常にメリットです。長期的な資産形成が目的なら、相対的にコストは安くすることが必要なんですね。

セゾン投信は、積立ができる投資信託であることはもちろん。5000円からとかなりの低額で積み立てることできるメリットがあります。通常の投信の積み立て金額は1万円以上ですが、5,000円はかなり安いですね。
当然ノーロードインデックス型の投資信託で、投資先もアメリカ最大のインデックス投信会社バンガードに投資する「セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンド」か、サラリーマン投信として有名なさわかみファンドに投資する「セゾン資産形成の達人ファンド」のどちらかが選べます。
おすすめは、バンガードに投資できるタイプのものですが、セゾン資産形成の達人ファンドにも投資すれば、外国ものと日本の分散投資も可能です。5000円からOKなので、1万円で分散投資が可能というわけですね。
セゾン投信は、投資信託にだまされるな!という本でも推奨されていた投信会社。ノーロードインデックス投信の積立には、ぴったりの会社ですね。
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