アイスランドクローネの政策金利は非常に高いんです。ただ、事情があって、FX取引ができません。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
2008年 | 13.75 | 13.75 | 15.00 | 15.50 | 15.50 | 15.50 | 15.50 | 15.50 | 15.50 | 18.00 | 18.00 | 18.00 |
2009年 | 18.00 | 18.00 | 17.00 | 15.50 | 13.00 | 12.00 |
アイスランドクローネの政策金利は2009年6月現在12.00%。トルコリラや南アフリカランドを抜く高金利です。
これだけの高金利なら、ぜひFX取引をしたい!そう思うところですが、残念ながら取引ができません。
アイスランドは、金融立国で、一時は、世界一豊かな国とも言われました。人口30万人ほどの小国でありながら、その高金利もあって、世界の国から投資が集まっていました。
ただ、その流れを一変させたのがサブプライムショック。
2008年9月に起こったリーマンショックで、金融が収縮。世界からお金を集めていたアイスランドは、この影響をもろに受けて、投資が一気に減って、銀行が破綻。
すべての銀行は国有化、債券については、デフォルトに陥るといった状態となりました。
アイスランド政府は、高金利を維持することで、投資を促進しようとしましたが、打つ手はなく通貨価値がまさに暴落。過度の変動から、取引が中止となりました。
現在のアイスランドは一時と比べると、経済的にも落ち着いてはきています。ただ、まだFX取引できるほどの状況ではないようですね。
アイスランドは特殊な条件が重なってこういうような事態になったわけですが、投資する身としては、しっかりとしたリスク管理が必要ということですね。
アイスランド経済は、リーマンショックの影響をもろに受けて、経済は破綻。すべての銀行が国有化され、通貨価値は半減となりました。
Copyright アイスランドクローネの政策金利と推移 2009